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先10月末、韓国で開催された「Korea Backpacker's Day」(以下KBD)にZEROGRAM日本チームもコロナ前ぶりに参加。ハイカーが集いトレイルカルチャーを分かち合う、2015年から続くZEROGRAM主催の1泊2日テント泊イベントです。数年ぶりのKBDは天気にも恵まれ、たくさんの韓国ハイカーと交流できました。
→「■「PCT DAYS」からはじまったKBD」へ


■「PCT DAYS」からはじまったKBD
KBDには、毎年約500名のULハイカーたちが自然豊かな鎮安(ジンナン)※1に集まります。「Go Light, Get More」をコンセプトに、ハイキングやボルダリングなどのアクティビティ、トークセッション、音楽、ギアラッフルなどを通して、参加者同士が交流しながらバックパッキングの魅力を広げていくイベントです。
開催のきっかけは、ZEROGRAM創設者のWoodyが、PCT(Pacific Crest Trail )※2 を歩いた後に参加したアメリカのバックパッカーの祭典「PCT DAYS」※3に強くインスパイアされたこと。帰国からわずか2か月後には第1回を開催したというから、その熱量が伝わります。
→次は1日目前半「■'階段地獄'ハイキング」へ
※1 ソウルから車で3時間ほどの韓国の代表的なバックパッキングエリア, ※2 アメリカ西海岸を南北に縦断するロングトレイルで、メキシコからカナダへと続く約4,250kmの道, ※3 PCTを歩く人々が集い、つながり、トレイルカルチャーを分かちあうイベント


■'階段地獄'ハイキング
現地まではソウルから送迎バスで3時間ほど。到着後まずはテントを設営し、ブースをひと通り見たら、好きなアクティビティプログラムに参加できます。私たちは標高1,002mの九峰山(クボンサン)へ登る「ハイキングA」に参加しました。
韓国のトレイルは多くが岩稜帯で、ピークへとにかく最短ルートで目指す“直登スタイル”。九峰山の今回のコースも移動距離6km・所要時間目安5時間なものの、体力的にはハード。 峰がいくつも連なる稜線ルートで急傾が続き、途中からはほぼ“直登”。階段が整備されているものの、この階段の段差が大きく、踊り場もほぼありません。登っても登っても続くので'階段地獄'と呼ばれています。


一方、九峰山は絶景でも知られています。特に「100 mの吊り橋」からは深い谷、岩峰、里山まで一気に見渡せます。里山に降りてからも鏡のように山肌を写した湖やたわわに実った柿の木が疲れを癒してくれました。




KBDではこのほかにも、レベル別ハイキング、ボルダリング、ラフティングなど多様なアクティビティが行われており、経験豊富なスタッフのサポートで初心者も安心して参加できます。
→次は1日目の後半「■夜のトークセッションと音楽」へ



■夜のトークセッションと音楽
九峰山から会場に戻ると、テントサイトではそれぞれが夕食の準備中。フードトラックもあり、温かい飲み物や韓国おでん、カップ麺などが並び、食欲をそそります。

夕食後はトークセッションの時間。登山ガイドやトレランイベントオーガナイザーらによる興味深い話が続きます。個人的に印象的だったのは、隣国・北朝鮮のトレイルについてのトーク。スピーカーはニュージーランド出身の韓国在住の登山ガイドで、国交があるため実際に北朝鮮の山を歩いたことがあるそうです。

メインステージでは音楽ライブが始まり、夜は一気にフェスの雰囲気に。私たちはその音楽を遠くに聞きながら、マナータイムギリギリまでたくさんの人と交流を深めました。
→次は2日目「■盛り上がるギアラッフル」へ

■盛り上がるギアラッフル
翌朝は、位置情報をヒントに探す宝探しゲーム(希望者だけ参加)から始まり、その後、温かい朝食が全員に配られます。メニューはプゴク(干したタラのスープ)とキムチ、白いごはん。参加者はマイ皿&マイカトラリーを持ち寄り、テント前で仲間と食べます。
最後のプログラムはギアラッフル(抽選会)。ZEROGRAMギアや協賛ブランドのアイテムが次々と当たります。韓国では喜びを大きく表現する文化があり、当たった人も周囲も大盛り上がり。スタッフとして見てる私たちもとても楽しかったです。
→次は「■来年2026年は…」へ



■来年2026年は…
韓国は山が身近な国。山に囲まれている首都ソウルではアクセスもよく、半日もあれば登山して戻れるほど。ソウルから少し足を延ばせば、今回の鎮安のような雄大な自然にも出会えます。
KBDは来年2026年も秋に開催予定で、ソウルからの本イベント参加者向けの送迎バスもありますので、次回はぜひ一緒に参加しましょう!(詳細決まり次第お知らせします!)
→ラスト「■今回のスタッフ使用アイテム」へ

■今回のスタッフ使用アイテム
今回はKBD参加に加え、本国オフィスでの仕事もあり計5日間の滞韓。山での寒さ対策や移動も含め活躍したアイテム一部と利用シーンをご紹介します。
ZERO1 Pro
スタッフAは軽さ重視でポールは使わずシェルターのみで使用しました。
El Chalten PRO DAC 1.5p
カメラなど荷物が多く居住性を重視したスタッフBのテントです。
Tyvek UL Mat JP
前室に敷き荷物置きにしたり、テント室内に敷いて冷気を抑えたり何かと便利です。
Lost Creek LT 45
飛行機へ手荷物で持ち込み、イベント会場までもこれ一つで。
PACKABLE SIL. Daypack
パッカブルになるのでデイハイク用に持参。街ではPCを入れて仕事場へ移動できます。
Bistro カトラリーセット with Dyneema Pouch
基本的にマイ箸マイ皿。お箸とスプーンのセットは重宝します。
Hiker Pouch SUL with Dyneema
パスポートが入るサイズのポーチ。サコッシュにして常に携帯しました。
HitoFleece Hood Jacket
耐風性や撥水性がある'アウターフリース'で、日中はこれ一つでミドル兼アウターとして使いました。
Ramona130 Goose Zerolight Jacket
グッと冷える夜の寒さ対策に、ポケッタブルになるダウンを持参しました。
Zero-Light Air Nylon Cap
天気が良い予報だったので陽射し対策に。軽い雨なら弾き、頭が蒸れない仕様なので重宝します。
2025/11/07
【コラム】Korea Backpacker's Dayに行ってきた
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11月に入り、山の表情もすっかり変わってきました。変化する状況にあわせギア・ウエアを見直すタイミングです。
この時期のデイハイク、そしてテント泊で頼れるアイテムを、シーン別にその理由とともにご紹介します。
もれなく「ZEROGRAM S Carabiner」プレゼント!
【対象】期間中に、本ページ記載の商品を5500円以上※ご購入のお客様
【期間】2025/11/1(土)0:00 ~ 11/30(日)23:59 ご注文分
【応募方法】対象の方は自動的に応募となります。ご注文の商品と一緒にお送りいたします。
【プレゼント】両カラビナ3点セット「ZEROGRAM S Carabiner」
※5500円は送料や消費税を含むお支払い金額をさします。ポイントやクーポンをご利用前の商品合計金額ではありませんのでご注意ください。





2025/10/22
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