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【コラム】火を使わない山ごはん~同時調理編


火を使わずに調理ができる加熱パック(加熱パックに少量の水を加えると100℃位の蒸気が出て温め・調理ができます)で、一度に複数調理を進める方法をご紹介します。
今回同時に作ったメニューは①ゆで卵、②味噌汁、③レトルトおかゆ(尾西などアルファ米も可) 、④温め(缶詰とおにぎり)です。



加熱パックで調理するには食材の他、①水と加熱にOKなケース、②食材や調味料を入れる袋が必要です。
今回は下記を使用
①ケース:ZEROGRAMのクッカーケース「UPC Ramen Pan Case(High)」。水を貯められ加熱パックの熱にOKな容器や袋なら使えます。
②食材や調味料を入れる袋:今回は味噌汁用にシェラカップを使用。なお温めるだけのレトルトおかゆや缶詰は開封しないでそのまま。なお尾西などアルファ米は水をれてパックのままで移し替える必要はありません。

(Step1)ケースに並べる
(並べる前に)生卵は熱伝導をあげるためアルミホイルに包みます。即席みそ汁と分量の水をシェラカップに入れます。
ケースに調理するものを並べてから、加熱パックを(どれも加熱パックに触れるよう)真ん中に置きます。今回おにぎりはケースの上部ポケットに入れました。


(Step2)少量の水を加熱パックにかける
少量の水(加熱パックMサイズの場合80cc)を容器に注ぎます。この時、数秒で蒸気が出始めます。容器を閉めますが、蒸気を逃がすよう少し隙間を開けておきます。


(Step3)出来上がるまで放置
15-20分程度で熱々になります。ゆで卵はもう一度加熱が必要です。

【!】加熱パックの説明を確認してからご利用ください。蒸気による火傷にご注意ください。


加熱パックは、袋に入れた食材等を蒸気で温めます。缶詰やレトルト食品を温めたり、お湯を沸かしたり、アルファ米でごはんを作ったり、ゆで卵や蒸し野菜などができます。

■メリット
セットしてしまえば目を離して放置しても温かいご飯や飲み物が準備できる加熱パック。容器に入れば、尾西ごはんと缶詰など並べ同時に調理もできます。フリーズドライ食品、缶詰、炊飯など一般的に山に持っていくようなものは調理できます。水であれば川の水でも良く、コンパクトで燃えるゴミとして捨てられるのも便利です。電子レンジと違って水分を放出することもなく、蒸気で加熱するので、しっとりとした出来上がりになります。

■デメリット
食材や方法によっては火で調理するより時間かかります。また稀にですが加熱パックが水を入れても発熱しないことがあるため、予備も持って行った方がいいでしょう。

【!】加熱パックはメーカー説明を確認してからご利用の上、蒸気による火傷にご注意ください。またケースは熱を持つのでテントに直接置かないでください。

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