HOME > EXPLORER > 【モニターレビュー】バックパック×トレッキングシューズ

【モニターレビュー】バックパック×トレッキングシューズ


軽量バックパック「LOST CREEK UL」シリーズと軽量トレッキングシューズ「El Chalten Trekking Shoes/MID」のレビューをご紹介します。 レビューは、モニター※であるZEROGRAM FRIENDSがそれぞれの山行で使用した感想です。彼らが初めてギアを手にした時のファーストインプレッション、実際に利用した後のリアルインプレッションをご覧ください。

※モニター内容
対象は「LOST CREEK UL」シリーズから軽量バックパック(25/45/55L)、軽量トレッキングシューズ「El Chalten Trekking Shoes/MID」。ZEROGRAM FRIENDSは、それぞれの山行にあわせて、バックパックとトレッキングシューズから使いたい製品を選び、約2か月半(2022年7月中旬~9月30日まで)の間に実際にご利用いただきました。詳細はこちらの応募ページをご覧ください。
 

#1 「立山連峰デイハイク」
@Tomohito Munechika
https://www.instagram.com/munepicka/ ↗


使用製品:バックパック/ LOST CREEK UL 20(25L)
■ファーストインプレッション「手にした瞬間、思わず「軽っ!」」
僕が選んだのはデイハイク、1泊2日のUL向けのLost Creek UL 20のバックパック。

手にした瞬間、思わず「軽っ!」て口に出ちゃうほどの軽さ(仕様ではボディ460g、取り外し可能なパッドとレインカバー含んで620gのよう)。ボディには耐久性、柔軟性あるX-PAC Liteと再生ナイロンを用いておりかなり丈夫な感じで、軽さがありながら耐久性かつ柔軟性あり、ラフに使い勝手がよい作りになっている。

ロールトップなので20L以上は余裕で荷物が入るし、面白いのが、サイドにトップからボトムまでのオープンダブルジッパー付きで休憩時やテン場に着いた際の荷物へのアクセスにかかるストレスがないところがとてもよい!
個人的には自分でバンジーコードが取り付けられるようフックが付いてるといいかなーと思ったけども、トップやボトルに付いてるコードを上手く使えばいいだけなのでまったくもって問題なし。

あとありがたいことにボトルのジッパーにレインカバーが付属(僕はあんまり使わないので、取り外して小物とか入れるかな)。
ブラック基調のカラーもカッコよし。大体15-20Lサイズのザックを使うことが多いのだけれども、この手のザックを持ってなかったからこれからの山行やバイク、旅行のときでもラフに使いやすく重宝しそう!
 
■リアルインプレッション「細かなギミック満載で使い手にとって良し」
デイハイクなので食事、ビールと天候に応じたレイアリング類、エマージェンシー類を詰め込み余裕あるパッキング、サイドポケットには
ポールを差してベースウェイトは2.6kg。容量は20-25Lなので泊まりを想定した寝具やテント類を詰め込んだとしてもまだまだ入る感じ。
トップからボトムまではダブルジッパーでフルオープンできるので、休憩時のちょっとしたものを取り出す際にもスムーズかつストレスもほとんどなし。
また今回知ったのだけれども(笑)、ウェストベルト不要時には背面のボトムサイドに格納ポケットがあって、ベルトを収納できるシステム。下りで急ぐ際にはベルトを出し、腰にしっかり巻くことでザックの揺れを軽減でき、今回の山行でも帰りのバス時間を急ぐあまりに下りでは大変お世話になりました。
朝方も天候が微妙で小雨がパラパラしてましたが、ファブリックにX-PAC LITE SKINを使っているので安心。
まだまだいろいろ書きたいことはありますが、ただ軽いだけではなく、しっかり頼り甲斐がありかゆいところに手が届く細かなギミック満載で使い手にとって良し。今回の山行で使わせていただき、今後もよき相棒となることを確信しました。
今秋のOMMもこれでいこうかな。
 
- - - - -

#2 「1泊2日中央アルプス縦走」
@®️イカ
https://www.instagram.com/___ika14/ ↗


使用製品:バックパック/ LOST CREEK UL 40(45L)
■ファーストインプレッション「悩まずにパッキングできた」
いつも使っている40Lのバックパックと似たようなサイズ感かなと思っていました。実際に
パッキングをしていくと、思ったより入るような感覚がありました!
それは、防水のサイドジッパーがついていて、ガバッと開く仕様なのが、パッキングのしやすさを生み、綺麗にパッキング出来ることで容量が思いの外多く感じました。
上部からのみのアクセスの場合、下の方に仕舞ったものが取り難くパッキングの腕を試されていましたが、下からも開閉できることで、下に仕舞ったものを取る事になってしまった場合でもストレス無く、気持ちにも余裕が生まれるような気がしました。 新しいバックパックを使い始めて慣れない頃はいつもパッキングの仕方に悩みますが、あまり悩まずにパッキングできた気がします。

今回、一泊二日のテント泊を想定(ベルトなどの付属品は付けたまま)
実際にパッキングした物。
【メイン】
・テント(ニーモタニ1P)
・シュラフ(ナンガUDD450)
・エアマット(ニーモテンサー)
・防寒具(ノースフェイスアストロライトジャケット)
・クッカーセット
・食糧(フリーズドライ系3食と行動食)
・着替え(1セット)
・エマージェンシーキット
・化粧品セットなど
・バッテリー、カメラ類
・水2L(ハイドレーション使用)
【サイド】
・トレッキングポール(ローカスギアcp3)
・テント場用サンダル
その他少々…
重さ9.4キロ

ロールトップの部分にかなり余裕があります。サイドポケットやフロントポケットにもまだ余裕アリ。バックパック自体の軽さもあり、だいぶ軽量化出来てるのかな?
 
■リアルインプレッション 「中央アルプスを縦走」
千畳敷駅〜宝剣岳〜檜尾小屋テント泊、檜尾小屋〜空木岳〜空木岳登山口(pacの重さ11-12kgくらい)
45Lの容量は1泊2日テント泊の登山では十分なサイズでした!外側のポケットやサイドポケット.ウェストポケットにも小物が入り、収納力抜群!メイン気室はストレートな形なのと、さらに表にジップが付いているのでパッキングがしやすい印象でした!
背負った感じは、背中の汗抜けが特に良いです!背中に細い湾曲したT字の骨が入っていて良い具合に背中に空間を作ってくれる印象です。ショルダーハーネスはやや細く肩に荷重が少し乗りますが、ウエストベルトがしっかりしているので補えているようでした!
 
- - - - -

#3 「1泊2日 北アルプス常念岳へ」
@yamagata_kenzi
https://www.instagram.com/yamagata_kenzi/ ↗


使用製品:バックパック/ LOST CREEK UL 50(45L)、トレッキングシューズ/ El Chalten Trekking Shoes(MID)
■ファーストインプレッション 「防水もバッチリ」
今までの自分のザックの半分以下。なんと45Lで600g。ザックは
軽量·強靭·防水のX-PAC light skinを使用しており、ロールトップの為、見た目以上に物が入ります。フロント部分のメッシュも使い心地よし!汚れ物も気にせず入れられます。

シューズは、軽量タイプながらもしっかりとグリップ力のあるVibramソール使用!
岩場でも、ガッチリ食いつきます。程良く柔らかいソールの為、長距離でも脚の負担が少ない。
ミドルカットは足首をしっかりと保護。この写真の後、雨☔に降られましたが、防水もバッチリでした。

こいつらを連れていざ!北アルプスへ
ガシガシ使い倒しますよ!
 
■リアルインプレッション 「多彩なルート、どの局面においても安心」
初アルプス!当初は燕岳を予定にしていましたが、
コロナの為燕山荘が泊まれず、急遽予定変更。一泊二日で、常念岳へ

【LOST CREEK UL 40】
一泊二日の装備を難なく収納!😝ロールトップの為、かさ張る上着などを雑に詰め込んでもくるくるするだけで簡単!
そして極めつけは、外ポケット。酒やつまみがいくらでも入る入る(笑)😁

【El Chalten Trekking Shoes MID】
程良く柔らかいソールは足への負担も少なく、グイグイ登れました。常念岳は、土や砂、岩場など多彩なルートですが、どの局面においても安心。
後、驚いたのが蒸れないこと!長時間履いていても意外なほど快適でした!
 
- - - - -

#4 「昨年生まれた子供とトレッキング」
@no_camp_no_life
https://www.instagram.com/no_camp_no_life/ ↗


使用製品:バックパック/ LOST CREEK UL 50(55L)、トレッキングシューズ/ El Chalten Trekking Shoes(MID)
■ファーストインプレッション 「軽すぎる!!」
「LOST CREEK UL 50」コチラのバックパックを持った瞬間に
出た言葉が『軽過ぎる!!』でした、軽量バックパックと書いてあるだけ、普通に軽いとは想像していましたが、思っている以上に軽いと感じました。
55Lの大容量バックパックなのに、重さが1~2キロほどしかなく、何もバックパックに入れない状態だったら、一日背負っていても全く疲れる気配が無く、バックパックを背負っていることを忘れてしまいそうな気がしました!

次に「El Chalten Trekking Shoes」
コチラは中長距離ハイカー用、軽量ミドルカットトレッキングシューズなのですが、第一印象は『デカい!!!重そう!!笑』でした。
めちゃくちゃ重そうだなぁと手にとってみたら、第一印象が嘘の様に、本体は軽く、足首周りを優しくホールドしてくれる素材で出来ており、ソール部分も適度な柔らかさで、長距離歩いても疲れなさそうなイメージでした!
早く靴慣らしにでかけたい。。

この夏、大きくなっていく子供(生後8ヶ月)とトレッキングやキャンプをするため、荷物はなるべく軽量に!!を目標に考えていましたが、ZEROGRAMの新しい軽量ギアと出会い、使えるのがめちゃくちゃ楽しみです。
 
■リアルインプレッション 「子供と夏の大冒険へ」
舞台は九州!!見晴らしの良い山々を巡って参りました!流石に子供を背負って
高山は攻めることができなさそうなので、低山のトレッキング?ハイキング?程の山を散歩しました。そして、その後は初めてのテン泊。
大丈夫かなぁ。と不安をよそにしっかりテン泊デビューしてくれました!息子よ!ナイス大冒険!!!

そんな大冒険の相棒アイテ厶
「LOST CREEK UL 50」
コレにはだいぶ助かりました!!息子も来月で1歳!約9kgあるので、このバックパックの軽さには脱帽です。背面のフルオープン出来るポケットは色んな荷物を瞬時に取り出せてgood!!!バックパックのショルダー部のクッションも肩の負担を和らげてくれました!

次に「El Chalten Trekking Shoes」
低山といえど、傾斜のある場所が多かったのですが、しっかりと地面を噛んでくれてとても歩きやすかったです!ソールのクッション性も申し分なく、歩くのが苦では無かったです!!

最後は番外編の
『ZEROGRAM:El Chalten 1.5p olive』
やはりこのテントの設営のしやすさには頭が上がりません。息子がちょっとよそ見してる隙に、サラッと立てられてしまう。手放せない相棒っす!

台風が去り、ちょっと涼しくなった場所で、初めて息子とのトレッキングとテン泊。彼はきっと覚えて無いけど、僕にとっては大事な大事な思い出。goodなアイテムに支えられ、この夏の大冒険を共に過ごしてくれてありがとう!
 
- - - - -

#5 「ロックフェスティバルでソロキャンプ」
@ayumi_2033
https://www.instagram.com/ayumi_2033/ ↗


使用製品:バックパック/ LOST CREEK UL 50(55L)、トレッキングシューズ/ El Chalten Trekking Shoes(MID)
■ファーストインプレッション 「フェスラバーの参考に」
ザックは持ってみると本当に軽い!!素材の特性上
パリパリペラペラだけど、フレームが入っていて形が崩れないので荷物を詰めれば自立もしそう。メインへのアクセスも上からと正面からの2つの方法があってこれはとても便利。背面長の調整も簡単でS〜Lまで対応するので男女で共用もできそうです。

シューズはしっかりしたミドルカットながらこちらも軽い〜✨皮素材は馴染むまで硬いイメージだったけど、硬すぎず柔らかすぎずいきなりの履き慣らしでも違和感なし。サイズ感は少し小さめみたいなので普段24cm〜24.5cmの私には25cmでピッタリでした。

夏山登山やらないけど、フェスキャンプで今年はライジングサンに初参加する予定。お盆期間は飛行機がめちゃ高なのでLCCを選択した都合上、荷物の軽量化は最重要課題。
それだけじゃなく、フェスキャンプって往々にして駐車場からキャンプサイトまで延々と長い道のりを歩いたり、入場ゲートで長い行列に並んだりが常なので、軽量大型ザックの需要は高いのです…
もう少し荷物が詰められる大型ザックが欲しいけど重いのはヤダなっていうフェスラバーの参考になるような紹介ができればいいな。
 
■リアルインプレッション 「11kgを背負って走れるとは思っていなかった」
【バックパック】ライジングサンロックフェスティバル🎪パッキング編です。

持って行ったのは最低限のソロキャン道具と着替え、雨具、サンダル、洗面具のみ。正確な比較はできないけど、登山装備との大きな違いは椅子、タープ、ペグハンマーを持って行くというところ。登山なら不要だけど、フェスキャンプにはイスも雨避けのタープも必需品!登山ポールがない代わりにkemekoのカーボンポール2本を持参しました。

意外と深さがあるザックなので、パッキング後の高さは30ℓ+雨蓋付きのザックと大差ないかも。背の低い女性だと高さのある大型ザックは後頭部への圧迫感が意外とストレスなんですよね。実際に身長155cmの私が背負った写真も最後に追加したので、女性ユーザーの参考になれば!

パッキングは一番下からダウンシュラフ、マット(サーマレストネオエアー)、タープ(ヒルバーグTarp5)、テント(zerogramスルーハイカー1P)、ヘリノックスグラウンドチェア、エアピロー、チタンマグ(中に固形燃料用のゴトクとチタンの風防in)、水筒、グラウンドシート、着替えと雨具、モバイルバッテリー、洗面具。ザック内の左サイドにテントポール、タープポール2本、テーブル(snowlineカーボンテーブル)、右サイドにペグハンマー、チタンペグが収まっています。
飛行機は預け入れ手荷物にする際、サイドポケットの中身をザック内に移すように言われる(盗難や紛失防止のため)ので、大きいと便利ですね。

実際にパッキングしてみて便利だなと思ったのが、ザック正面からメインにアクセス可能なジップと荷物止めのハーネス。これがある事で会場に到着したらまず取り出したいグラウンドシートやテント、タープをサッと取り出す事ができそう。
また使うとわかるけど構造が立体的で、パンパンに荷物を入れてもジップの開け閉めがスムーズなのには感動…!これはぜひ実物で確認してもらいたいポイントですね。
あと軽量なザックだと底にシュラフを入れた時に浸水や湿気、破れ等の心配があるけど、これは底部の生地がしっかりしているうえ、底にザックカバーが入っていて二重に保護されているので濡れた地面に直接置いても心配なさそうなのが良い。
背中のフレームも絶妙なアールなので、ギリギリ後頭部や首周りの自由はあるけど背中にフィットする感じで背負い心地も上々、背負っての全力疾走も可能でした。

ほぼ長所しかないザックですが、敢えて短所を言うならば、シンプルな作りで軽量化されていてザック本体に持ち手となる部分が少ないため、ショルダー部のみで持ち上げると背面長を簡単に変更できる面ファスナーが剥がれそうで怖いこと。

背負うときはショルダーにピンポイントで力がかからないように注意しないと、面ファスナーの接着力が弱まりそうです。背負ってしまえば問題ないのですが、この点だけ長く使っていったときに不安となるポイントかな。
これを差し引いても、11kgを背負って走れるとは思っていなかった(走る想定もしてなかったけど😂)くらい背負い心地は相当良いです。背面長の微妙な調整が可能になっていることが勝因なのかな?
他の大型ザックとの比較はできないんだけど、少なくとも私が持っている雪山用のザックよりもフィットしてるかも。

【シューズ】丸二日間立ちっぱなしの野外仕事なので、zerogramの軽量シューズが大活躍しております👍
履き心地が本当に柔らかくて軽いのに、しっかり足首を支えてくれるところがお気に入り。トンボも気に入ってくれたみたい😂

関連製品